mfloowとMicrosoftのシングルサインオン設定
mfloowとMicrosoftのシングルサインオン(SSO)設定の手順をまとめたページです。
2025年09月18日更新
この機能を利用可能なユーザー権限 | ||||||
オーナー | 標準管理者 | テンプレート管理者 | フロー管理者 | タスク管理者 | ゲスト | 一般 |
○ | ○ | × | × | × | × | × |
利用に際しての注意点
- SSO機能には「ビジネス」のプラン以上が必要です。
- 現在、SP-Initiated SSOのみがサポートされています。
- SSOを設定できるのは、「オーナー」または「標準管理者」のみです。
- MicrosoftのSSO設定は管理者権限のみ設定できます。詳しくは貴社IT担当者へご確認ください。
- mfloowに登録されている管理者のメールアドレスは、Microsoftに登録されているメールアドレスと一致している必要があります。
mfloow (SP)とMicrosoft (IdP):SSO認証の設定手順
1. Microsoft Azureの管理画面にログインし、「エンタープライズアプリケーション」を検索して「エンタープライズアプリケーション」をクリックします。
2. 「新しいアプリケーション」をクリックします。
3. 「独自のアプリケーションの作成」をクリックし、左側に画面が表示されます。下記の情報を設定して、「作成」のボタンをクリックします。
「お使いのアプリの名前は何ですか?」 | 任意のアプリ名(例:mfloow) |
アプリケーションでどのような操作を行いたいですか? | 「ギャラリーに見つけられないその他のアプリケーション...」の選択 |
4. アプリの詳細画面が表示されます。「2。シングルサインオン設定」をクリックします。
5. 「シングルサインオン方式の選択」画面で「SAML」をクリックします。
6. 次の画面の「① 基本的なSAML構成」にある「編集」ボタンをクリックします。
7. 「基本的なSAML構成」の画面でmfloowの設定画面から下記の情報を入力して、「保存」をクリックします。
mfloow:
Microsoft:
mfloow側 | Microsoft側 |
SPエンティティID | 識別子(エンティティID) |
ACS URL | 応答 URL(Assertion Consumer Service URL) |
8. Microsoftのアプリ詳細画面で 「④ mfloow のセットアップ」と「③ SAML 証明書」を参照しながら、mfloowの「シングルサインオン」画面の「SAML SSO設定」にある「設定」ボタンをクリックして下記の情報を入力して「保存」ボタンをクリックします。
Microsoft:
mfloow:
Microsoft側 | mfloow側 |
Microsoft Entra 識別子 | エンティティID |
ログイン URL | SSO URL |
「③ SAML 証明書」にある「証明書(Base64)の「ダウンロード」をクリックし、メモのアプリケーションで開いて内容のコピー | 証明書 |
9. Microsoftのアプリ詳細画面で「ユーザーとグループ」をクリックします。「ユーザーとグループ」の画面にある「ユーザーまたはグループの追加」をクリックして対象のユーザーを選択します。
10. IDプロバイダーとmfloowの両方の設定が完了したら、「シングルサインオン」>「認証方法」にてmfloowの認証方法を設定します。
パスワード認証 |
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SSO認証またはパスワード認証 | ※IdPとの連携が正しいことを確認の上、有効化してください
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SSO認証 | ※初めて有効にする場合、「SSO認証 または パスワード認証」にて動作確認を行うことを推奨します
|
認証方法を選択し、ポップアップの内容確認上に「変更」ボタンをクリックします。
選択内容は「認証方法」内に表示されます。下にある「パスワード認証」または「SSO認証」が緑色で表示されている場合、現在有効です。赤色で表示されている場合、現在無効です。
MicrosoftのSSOでログインする方法
SSO認証またはパスワード認証の場合
1. ログイン画面で「企業ID」を入力して「次へ進む」ボタンをクリックします。
2. 次の画面で「SAML SSOでログイン」ボタンをクリックして、SSO経由でのログインプロセスを開始します。
SSO認証のみの場合
1. ログイン画面で「企業ID」を入力して「次へ進む」ボタンをクリックします。
2. 「SAML SSOでログイン」のみが表示されます。ボタンをクリックして、SSO経由でのログインプロセスを開始します。
Microsoftにすでにログインされている場合:
ポップアップが表示され、処理が完了するとポップアップが閉じ、自動的にmfloowにログインされます。
Microsoftにログインされていない場合:
ポップアップが表示され、Microsoftのログイン情報を入力するよう求められます。Microsoftにログインしましたら、ポップアップが閉じてmfloowのアカウントにログインされます。
シングルサインオンをOFFにしたい場合
mfloowのSSO設定画面にある「認証方法」>「パスワード認証」をクリックします。
確認のポップアップが表示されます。「変更」のボタンをクリックし、SSOがOFFになってパスワード認証に設定します。